スポンサーの意向
Sponsor's intention

坪坂和則 Tsubosaka Kazunori




"HERO!"悪と戦っている

戦い終え、一息つく。

突然「カー--ット」と誰かの叫ぶ声。

男「何故、決めゼリフを言わないんだ!」

H「誰だあんた!ここは危ないから下がって」

男「それじゃ絵が決まらないじゃないか!」

H「なに言ってるんだあんた、一体何なんだ」

博「その人はスポンサーさんだ」

博士、現れる。

H「博士!スポンサーって!?」

博「研究には金が…」

H「確かに変身スーツや武器にもお金が…わかりました」

渋々、スポンサーの言う通りに右手にプロテイン持ち、左手を上げ

H「俺が強いのは何でかって?それは……鍛えてるからだ――!」


――――静寂―――――

H「これ、、、本当にいります?大体、地球の平和を護るのに決めゼリフなんて必要ないんですよ!」

"HERO!"何かを思い出す

H「あの件どうなりました?」

博「ん、、、あぁ決まったよ」

H「本当ですか!」

博「嬉しそうだな」

H「当たり前ですよ。五輪と言えば各国の首脳が集まります。その警護を任されると言うことは俺が日本を代表するHEROに認められたって事なんですよ!」

博「だが、、、一つだけ条件が…」

H「何ですか、条件って?」

←曲in(パンダナンバー)



H「何であんな事になってるんですか!確かにこの格好では人目につきます。だからってパンダに改造する事ないでしょう!?先輩、気付くと周りの人が倒れてるって言ってましたよ」

博「……………だな」

H「あれじゃ護る側から、襲う側になってますよ!っつーか、最近起きた連続殺傷事件、犯人先輩じゃないですか!」

博「あっ!」

H「あっ!じゃないですよ先輩を元に…」

「あんまり騒ぐなよ」

一人の少年が来る

H「何、この恵まれた金持ちの体全開の子は?」

博「………新メンバーだ」

H「新メンバー!?…いや、言わなくても判りますよ。水道屋の息子ですか?」

博「いや、電気屋の息子だ」

H「同じですよ!最近博士お金の話ばかりじゃないですか!!確かにお金も大事ですけど、もっと大切な事があるんじゃないですか?」

博「……判ってくれ、私も辛いのだ」


「ならお前はカニパンにでもしてやろう」

H「誰だ!」

←曲in(カニパンナンバー)

H「頭が、割れそうだ。それに体が言うことを利かない」

怪「油断したな。聞こえるだろう?あの歌が、音色に身をゆだねカニパンになるのだ」

H「い、いやだ!俺は2枚で80円のお手頃HEROにはなりたくない」

怪「フフフ…なら脚はリアル毛ガニにしてやろう」

"HERO"可愛いダンスを踊りながら

H「そんなグロテスクな!それでは子供達が食べてくれないじゃないか……って何を言ってるんだ俺は!」

怪「少しずつ利いてきたな…カニパンになるのも時間の問題だな」

H「このままでは、俺は誇りを失ってしまう…そんな状態で生き続けるなら俺は…俺は……」

"HERO!"自分で自分の左手引きちぎる

幻術、解ける。

H「はぁ…はぁ……はぁ」

怪「見事だ、だがその体ではもう戦えまい」

H「はぁ…はぁ…この位なんでもないさ」

少「あんな奴、俺が倒してやる」

H「無茶だ!止めろーっ」

少「くらえ〜っ」

怪「うわ〜っ、やられた〜っ」

わざとらしく倒れ込む怪人

H「お前等も金もうとったんかい!」

――――――――終――



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