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2005年10月1日[土] 「必死で仕事して、疲れて家に帰っているところを、睡眠時間を削ってゼロから考えてみる。本気で取り組むというのは、そのくらいのことをいうのだと思う」 『グッドエレファントライブ』終了しました。HYT演劇祭から休む間もなく突入したのでヘトヘトでしたが、すごく楽しかった。加藤登紀子のほろ酔いコンサート(ライブ開始時におときさんが日本酒を一気飲みしてから歌い始めるというライブ)に習って、ビールを飲みながら本番を行うという「怒られたらどうしよう」的なヒヤヒヤもんのほろ酔いライブでしたが、観にきてくださった皆様はお楽しみいただけたのでしょうか。よくわかりません。また機会があったら形を変えてああいうのもやっていきたいと思います。HYTのみんなも観にきてくれてありがとー。そして、二日間とも手伝ってくれたたかちゃんも大感謝です。今日はHYTのひとつの山場となった演劇祭終了後、初の稽古。気を引き締めなおして稽古場に向かうのだ。 写真は『きょうの猫村さん』という漫画からの1コマ。情にもろいけど、家事をやらせれば完璧なスーパー家政婦猫・猫村さんの活躍を描くネット漫画を単行本にまとめたもの。回転寿司屋で寿司食いながら読んでたら、笑って泣いて、寿司どころではなくなってしまった。研ぎ澄まされた台詞と鉛筆画のタッチがたまらん。今年度最高の一冊になりそうだ。二巻の発売が楽しみでならない。 HYT10月ワークショップ『オウルズ・マップ
対抗戦』におけるチーム駒鳥の稽古も早三回目。正式な稽古初日は明日だけど、駒鳥メンバーは扇町公園の寒空の下で自主稽古を敢行している。僕も付き合う。みんなに差し入れをとコンビニで肉まんを10個買っていったら袋に8個しか入ってなくて、足りない2個分をいちいち取りに戻るかどうかを葛藤、己の器の小ささがつくづく身に染みながらの稽古スタート。駒鳥メンバーはみしみしと音を立てて成長中。稽古1日目と3日目では目に見えて変化しているメンバーもいる……ような気がする。「ような気がする」、と書くのは自分の価値観にほとほと自信がないからか。そういえばよく「ような気がする」を使う。自分に逃げ道を作っている感じで実にいただけない文章だ。これまでどれほど「ような気がする」的モラトリアム文章を書き続けてきたことだろうか。もう30も近いことだし、そろそろ断言する勇気を持たねばならない時期ではなかろうか。とりあえず、駒鳥メンバーは頑張っている。と断言しとこう。梟メンバーの動向は僕の耳には届いてないのでどうだか知らない。『オウルズ・マップ
対抗戦』は駒鳥が三歩リードしていると、そう断言しよう。「断言」の使い方が合っているかどうか不安な中、駒鳥は今日も稽古稽古。肉より骨を成長させるための作業。成長期は骨が伸びて痛むらしいけど、今まさにそんな感じではなかろうか。本番までに如何に痛みに耐えながら成長を遂げるか。踏ん張りどころである。明日から「梟」の稽古もスタートする。 「百萬両って本名じゃないんですか!?」。客演の片岡百萬両くんと談話中に驚きの声を上げる川村理恵メンバー。写真はその直後を捉えたもの。驚きのあまりぶれまくっている。片岡百萬両くんと川村メンバーは劇中でコンビを組む。取りあえず今日は「百萬両」が本名ではないということがわかった。この調子でお互いの理解を深め、緊密な演劇関係を築いていってほしい。本日は『オウルズ・マップ
対抗戦』の自主練。稽古場に集まったメンバーは、チーム梟とチーム駒鳥に別れて稽古。HYT内部では様々な条件において「不利」との声が高かったチーム駒鳥が善戦している。チーム梟の追撃に期待したい。差は開くのか縮まるのか。本日の書き込みのタイトルは、本棚にあったエッセイ本のタイトルを真似させてもらったもの。もし僕らのしばいがビールであったなら。観てくれる人をよい感じに酔わせたい。自分は酔わないように? いやいや、自分も酔って人も酔わせるそんな懐の深いビールでありたいのだ。でも飲みすぎには注意。 それはそうと、最近忙しくて髭を剃る時間が無く、せっかくなので『オウルズ・マップ
対抗戦』まで伸ばしてみている。これは11月頭のシンポジウムでうまく喋れなくてもなんとか存在感を残せまいかという浅い作戦のための伏線でもある。それにしても似合わないなあ、髭。 そういえば先日『コープス・ブライド』を観た。『チャーリーとチョコレート工場』に続き、これまた大層な傑作であった。クリエイターとして「なにかしら」の悟りを開いたとしか思えないティム・バートンの才気だ。しかしバートンもさることながら、ダニー・エルフマンの開眼っぷりにも目を見張る。このおっさん、映画音楽家でありながら『チャーリーとチョコレート工場』のウンパ・ルンパのバカソングも『コープス・ブライド』のもっともキャッチーな見せ場である「コープス・ブライドがなぜ死体の花嫁となったか」を説明するために歌って聞かせる件も、全部自分で歌っているのだ。もともと「オインゴ・ボインゴ」というバンドのボーカルだったので、まあ歌はうまくてあたりまえなんだけど。でもあのウンパ・ルンパのあほな歌やボーンジャングルスのノリノリなジャズナンバーを録音しているダニー・エルフマン様子を想像するだけで、なんかこう、胸が熱くなってくる。
ずっと関わっていたDVD映画の脚本の第一稿がようやっと完成。最後に「完」ってタイピングするともうホッとする。とりあえず缶ビール飲んで打ち上がろう。HYTは本日も『オウルズ・マップ
対抗戦』の稽古。新しいシーンの演出をつけようとするも、創作現場に携わる者としての皆の状態が芳しくなく、眉間にしわ寄せての話し合いとなる。一度、こうなると蟻地獄なんだよなあ。でもそこに目をつぶって稽古を進めるわけにも行かないし。ジレンマだ。今日は稽古の合間にDVD映画の脚本の〆切だったせいもあり稽古場でも脚本書いてた。猫だの梟だのファンタジックな単語が飛び出す横で、セックス&バイオレンスな話を書いてた。申し訳ない。今日でDVD映画の仕事が一段落したので、もうあとは『オウルズ・マップ
対抗戦』まっしぐらだ。今日の稽古終わり、創作熱の温度の低い稽古場をどうしたものかと話し合い、「いっそ今から演目を変えて嫌でもスイッチを入れざるを得ない状況を作ろうか」という話にもなった。もしかしたら、『オウルズ・マップ
対抗戦』は『有毒少年
対抗戦』に変わる可能性もあります。そんなの嫌だけど。そんな感じで、停滞感ありありの現場をガツンと盛り上げていかなくてはならない。あと5日。踏ん張るっきゃない。 |
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